退職して最初に困ったことは、税金も年金も保険も、みんな自分で管理しなければならないということでした。いつも事務主事に任せきりだったことを、忘れずにやるというのは骨が折れます。どこかに所属して働いているということは、守られているのだなと痛感しました。
しかし、もっと苦労しているのが、自分の業績をまとめることです。NPO法人のパンフレットにしても、今書いている履歴書にしても、自分のやってきたことを全て洗い出さねばなりません。
学校で働いてきたこと以外に、 法人の仕事として、あるいは兼職として行ってきたことは、意外にたくさんあったのです。それは褒めるべきことかもしれませんが、ひとつひとつ調べ上げていくのは厄介なことです。
しかし、企業に所属しない働き方をまっとうするためには、自分を知らねばならないし、知らせねばなりません。面倒だなと思っている余裕はないのだなと思います。また、これまでの仕事をまとめれば、自ずと目標も明確になるのだと思います。
一歩一歩ですが、いつになく周囲の者が応援してくれるので、その気になって頑張ろうと思っています。
写真は、最も気に入っている仕事場です。机が広いので助かります。