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202109/19
話し方のコツ「価値観などには一貫性をもたせる」

誰でも、自分の言ったことを忘れてしまって、前に話したことと異なった説明をすることがあります。
しかし、そういうことがあると、信頼関係を築くのは難しくなってしまいます。
子どもに話すときには、一貫性をもたせるよう十分に気をつけていきましょう。

特に価値観や道徳性に関することでは、変更しないようにしてください。
「友達に悪口を言ってはいけない」と指導しているのに、「悪口を言われたあと、悔しくて言い返すのは仕方ない」と慰めるようなことをしたのでは、指導の意味がなくなってしまうからです。

ただ、スケジュールなどについては、どうしても覆さなければならないこともあります。

朝のうちは晴れていたから水泳指導ができると思っていても、暑くなりすぎたり雨が降ったりして実施不可能になることもあるからです。

ただ、こだわりの強い子どもたちは、一度インプットされると変更することが難しいこともあるので要注意です。
なぜ変更になったのかについて、子どもにも伝わるように丁寧な説明をしていってほしいと思います。

気をつけてほしいことは、変更した際に子どもが苦情を言ってきたり、不貞腐れるような態度を取ったりしたときの対応です。
教師も人間ですから、不満を言われると心が揺らぎます。
でも、子どもの機嫌を取るようなことはしない方がいいでしょう。

生活していく中では、思った通りにならないこともあるからです。
日頃から、スケジュールを説明してあっても変更はあることを、伝えておくといいと思います。

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